JennyのLove yourself, Speak yourself

説明下手なやつが言語化を練習するためのブログです。

自分の特性と向き合う

 

本日の診断の結果、不注意優勢のADHDだったので、この特性と向き合うために

また、通院の記録としてもこのブログを使おうと思います。

 

 

 

学校を卒業して仕事を始めてから、自分が他の人とどうやら違うようだと感じることが多くなりました。

今思えば昔からでしたが、社会という枠組みに入るとより顕著に現れたようでした。

 

簡単なことなのにできない、

集中して取り組めない、

筋道立てて考えることができない

 

など。

 

最初はあまり気になりませんでしたが、仕事の難易度が上がっていくうちに

どんどん自分のできなさ加減に落ち込んでいくようになりました。

 

仕事を始めて2年ほど経ったところで

ADHDという単語を知り、自分にも当てはまるのではないかと思ったのが最初でした。

 

会社の帰りに行ける心療内科を探して受診してみると

その時はADHDよりもASD自閉症スペクトラム)、軽度の発達障害だと診断されました。

 

「やっぱり何かしらの原因があったんだなあ」

と、多少は悲しくなったものの自分の症状に名前があったことに少し安心したような記憶があります。

 

診断はASDよりだったものの、不注意の症状にも自覚があったので薬を処方してもらって試してみましたが、

副作用の便秘に悩まされてすぐに服用をやめました。

 

その後、会社を退職し家族の扶養に入ったため

内緒で通院(と言っても2回しか行ってませんが)していた私はそこでその病院に行くのをやめてしまいました。

 

 

ですが、

その後留学までの間にアルバイト、帰国してからも仕事をしていても

不注意の傾向は多々見られ、できない自分に悩みました。

 

本当は通院するべきだったのでしょうか。

 

「自分の症状に名前があったんだ」と当時わかっていても

なかなか辛い日々でした。

 

他の人が難なくできることができない、馬鹿にされるって本当に嫌だ。

 

 

 

 

少し時系列は乱れますが、留学にいく前、

姉に病気が見つかりました。

 

そしてそれに似た症状は私にもあったので、私にも病気の疑いがかかりました。

 

私は仕方なく一番最近した血液検査の結果(心療内科でしたもの)を家族に見せました。

当然「え?これどこの病院?」となりました。

そこで仕方なく受診に至った経緯を話したところ、

全力で、否定。

 

 

「あなたはスタートダッシュが遅いだけ」

「絶対に違う」

 

なんで医者が言ったことを違うと言えるんだろう。

どこかで勉強してきたのかな。違うな。

自分の子供が「障害」なんて名前の付くものに当てはまるのが嫌なのかな。可能性はあるな。

 

診断結果を否定して、「あなたは大丈夫」ということは、

上記の症状で悩む人間に対する正しい対応なのだろうか。

 

違うと思います。

 

でもこれは当事者にならないとなかなかわからないかもしれない。

 

知らないことに対して想像力を働かせて対話をすることは本当に難しい。

そう実感した瞬間でした。

 

 

 

 

時間を戻して現在、その診断をされてからちょうど2年が経ちました。

新しい職場に来て半年が経って、また同じような症状に悩まされて、

アレルギーがひどくなってPMSも相まってかなり憂鬱になったことから

もう一度心療内科の受診を決めました。

 

今度は違う病院に行ってみようということで

(前の病院は待ち時間長すぎだし先生との相性も微妙で行く気がしなかった)

女性の先生を探して行ってみました。

 

前の病院とは違う形の診察で、

先生が直接私の話を聞きながら、どの症状に当てはまるかを探してくれました。

 

私の悩みや症状を聞いた結果、ADHDに当てはまる可能性が高いということで

それ用の検査をしてもいいですかと聞かれ実施。

結果、衝動性などの兆候はあまりみられないけれど、不注意性のADHDにかなり当てはまると診断されました。

 

そこでも2年前に別の病院にかかったことは話しましたが、

ASDというよりかは今はADHDの症状の方が強く出ている、ということだそうです。

 

診断結果が2年前と変わった。

2年前に比べてASDの症状が改善した、というふうにも捉えられますが

聞き方や、私の話し方によっても答えが変わってくるものなのかな?という感覚も少しあって。

 

というのも、今回の先生との方がしっかり話せた感じがあったからです。

前の先生は、診察の前にカウンセラーの先生とお話しする時間があり、

そこで幼少期の話から現在までを話して、その結果を先生が聞いて

診断を下す、という感じでした。だから先生と話している時間は結構短くて

あまりしっかりと意思疎通ができた感じがありませんでした。

 

これはあくまで憶測ですから、症状が変わったと考えるべきだとは思います。

 

でも先生との相性って大事だなあとやっぱり思いました。

もう少し通って、今の先生にこれからも診てもらおうと思ったら通院しようと思います。

 

 

後は処方された薬の効果にどうしても期待してしまいます。

 

私も普通に安心して仕事できるかもしれない、と思うとどうしても。

 

違う国に行きたいと思ってるので尚更。

 

 

移住に関して、

正直、自分の仕事能力のなさに完全に自信をなくしているので、

前回のブログの時に決意はしたものの、どこか遠い夢のように思っていました。

 

 

でももし薬に効果が出て、もう少し自信を持てるようになったら

現実にしようと前向きになれるかもしれない。

 

そう思えました。

 

 

 

自分が今できる範囲がわかったのなら、

それをまず自分が受け止めてあげようと思います。

 

そうやって少しずつ自信をつけて、

前を向いていこうと思います。

 

もう少し簡潔に書きたかったけど、

前の通院記録も書いたらまとまりのない文章になってしまいました。

 

次の診察は来週。

処方された薬が甲状腺に機能するかもしれないことだけ相談しておこうと思います。